波のかたち

ロングボードサーフィンに適した波の形はいくつかある。まず、一般的にロングボードは小波厚い波に強いとされる。

**小波(こなわ)**は、膝から腰程度の高さの波を指す。このような波はショートボードにはパワーが足りず乗りにくいことが多いが、浮力のあるロングボードならば安定してテイクオフし、ゆっくりと波に乗ることができる。初心者の練習にも適した波である。

次に**厚い波(あついなみ)**がある。これは波の斜面が緩やかで、ゆっくりとブレイクしていく波のことだ。波の力が分散され、急激に掘れることがないため、ロングボードの安定性と長いアウトライン(ボードの輪郭)を活かしてスムーズに波をキャッチし、長くライディングを楽しめる。ノーズライディングなど、ロングボードならではの技もこのような波でより活きる。

一方で、**掘れた波(ほれたなみ)速い波(はやいなみ)**は、ロングボードにとっては難易度が上がる。掘れた波とは、波の斜面が急峻に立ち上がり、一気に崩れるタイプの波で、波のパワーが集中する。このような波では、素早いテイクオフと繊細なボードコントロールが求められるため、ロングボードの長さと重さが不利に働くことがある。また、速い波は、波のブレイクが早く、横への展開が難しい波で、ロングボードでは波のスピードについていくのが困難になる場合がある。

さらに、ダンパーと呼ばれる波がある。これは横一線に一気に崩れてしまう波で、波に乗るどころか、テイクオフすらままならないことが多い。このような波はどのボードにとっても難しい波であり、ロングボードも例外ではない。

したがって、ロングボードサーフィンにおいては、ボードの特性を最大限に活かすことができる、比較的穏やかで厚みのある波を選ぶことが、快適なライディングに繋がるだろう。

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