リーシュコードとは
リーシュコードとは、サーフボードとサーファーの足首、あるいは膝とを繋ぐ、伸縮性のあるコードだ。これはサーフィンにおいて、ボードが流されてしまうのを防ぎ、安全を確保するために不可欠な道具である。
リーシュコードの役割と重要性
リーシュコードの主な役割は、ワイプアウト(波から落ちること)した際に、サーフボードが沖に流されたり、他のサーファーや海水浴客にぶつかったりするのを防ぐことだ。ボードが手元にあれば、再び波に乗るためのパドルアウトがスムーズに行えるだけでなく、ボードが流されて遠くまで取りに戻る手間や体力の消耗も避けることができる。特にロングボードはサイズが大きいため、もしリーシュコードなしで流されてしまえば、波に揉まれる危険性が増すだけでなく、他の人にとって非常に大きな脅威となる可能性もある。
リーシュコードは、たとえ波が小さくても必ず装着すべきだ。万が一の事故を防ぐだけでなく、ボードを紛失するリスクも大幅に減らすことができるからだ。
リーシュコードの選び方
リーシュコードを選ぶ際には、主に以下の点を考慮すべきだ。
- 長さ
リーシュコードの長さは、基本的にサーフボードの長さと同じか、やや長めのものを選ぶのが良いとされている。ロングボードであれば、9フィート(約274cm)以上のボードに対しては、9フィート以上のリーシュコードが推奨される。短すぎると、ワイプアウト時にボードが体にぶつかりやすくなったり、コードがボードを引っ張ってフィンを損傷する原因になったりすることがある。長すぎると、コードが海底の障害物に絡まりやすくなったり、水中で動きを制限したりする可能性がある。 - 太さ(強度)
リーシュコードの太さは、コードの強度を示す。波のサイズが大きくなるほど、コードにかかる負荷も大きくなるため、太く丈夫なコードが必要となる。一般的に、小波や中波であれば細めのコードでも十分だが、頭以上の大きな波でサーフィンする際は、より太く強度の高いコードを選ぶべきだ。 - カフ(足首に巻く部分)
カフは足首に装着する部分で、ベルクロで固定される。クッション性があり、締め付けすぎずにしっかりとフィットするものを選ぶと、長時間の使用でも快適だ。また、カフに小さなキーポケットが付いているものもあり、車の鍵などを入れておくのに便利だ。
リーシュコードのメンテナンス
リーシュコードは消耗品であり、海水や紫外線、使用による劣化は避けられない。コードがキンク(折れ曲がって癖がつくこと)したり、ひび割れが見られたりする場合は、切れやすくなっている証拠なので、早めに交換すべきだ。使用後は真水で塩分を洗い流し、日陰で乾燥させることで、寿命を延ばすことができるだろう。
リーシュコードは目立たない道具だが、サーフィンの安全性と快適性を支える縁の下の力持ちであり、その選び方と手入れが、サーフィン体験を大きく左右するのだ。

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