サーフィンのパドリング練習は、海と陸の両方で行うのが効果的だ。
陸上でのトレーニング
まず陸上でのトレーニングから始めよう。サーフィンのパドリングでは、肩甲骨周りの筋肉、広背筋、そして体幹が非常に重要になる。これらの筋肉を鍛えることで、安定した力強いパドリングが可能となる。
具体的な練習としては、プッシュアップが良い。特に、通常のプッシュアップに加えて、手を広めにしたり、狭めにしたりするバリエーションも取り入れると、肩や胸のさまざまな部位を鍛えられる。また、スーパーマンやバックエクステンションといった背筋を鍛える運動も欠かせない。これらはパドリング時に体を反らせる動きに必要な筋肉を強化する。さらに、プランクは体幹を鍛えるのに最適だ。フロントプランクだけでなく、サイドプランクも取り入れ、全身のバランス感覚を養うことが大切だ。これらの運動は、一度に長時間行うよりも、短い時間でも良いので毎日継続することが上達への近道となる。
水上での練習
次に、実際の海での練習方法だが、ただ闇雲に漕ぐのではなく、いくつか意識すべき点がある。
まず、正しい姿勢を意識する。ボードに腹ばいになった際、目線は少し前方に向けて、胸を軽く反らせるような姿勢を保つ。これにより、ボードの先端が沈み込まず、抵抗を減らしてスムーズに進むことができる。
そして、ストロークの仕方だ。腕を伸ばし、できるだけ遠くの水を捉えるようにパドルを開始する。水に入れた手は、まるで水を抱え込むようにして、力強く体の方へ引き寄せる。この際、腕の力だけでなく、肩甲骨から動かすような意識を持つことが重要だ。水中でブレードが最大限の力を発揮できるように、指先から肘までを一体として動かす感覚を掴むと良い。
漕ぐ際には、左右交互にテンポ良く腕を回し、常にボードの中心を意識してバランスを取る。波に乗るための十分なスピードを出すには、途切れることなくストロークを続ける必要がある。最初は波のない穏やかな場所で、フォームを意識しながらゆっくりとパドリングする練習から始めると良いだろう。慣れてきたら、少しずつ漕ぐスピードを上げ、より長い距離をパドリングする練習に移行していく。
陸上での筋力トレーニングと、海での実践練習を繰り返すことで、効率的で力強いパドリングが身についてくるはずだ。

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